ゴミ屋敷になってしまうのは何が原因?
原因を突き止めて、ゴミ屋敷を片付けたい…
上記のようにお悩みの方はいませんか?
家がゴミ屋敷になってしまうのは、いくつか理由が考えられます。
原因を学び、今後の解決策を考えていきましょう。
ゴミ屋敷となってしまう原因3選
ゴミ屋敷となってしまう原因3選をご紹介します。
原因を考えることで、ゴミ屋敷を片付けるための糸口が見つかるかもしれません。
1つずつ見ていきましょう。
もったいなくて物が捨てられない
もったいなくて物が捨てられず、溜め込んでしまい、ゴミ屋敷となってしまったというケースは少なくありません。
いつか使えそう、まだ使用できるからとっておこうと考えるのが習慣化し、物を処分できなくなってしまったという方が多いようです。
使わない物をとっておくと、物が増える一方なので、定期的に断捨離を行う必要があります。
日常的なストレスで片付けられない
仕事や人間関係で極度のストレスがかかると、身の回りのことに手が回らなくなり、ゴミ屋敷となってしまう傾向にあります。
ストレス解消に衝動買いを繰り返し、ゴミ屋敷化してしまう方もいるようです。
自分でストレスを溜め込みすぎると、精神的によくないので、運動や趣味でストレス発散すると良いでしょう。
精神疾患といった病気
精神疾患といった病気が原因で、ゴミ屋敷となってしまうこともあります。
精神的な問題を抱えていると、自分の行動を制御するのが困難になるため、ゴミの処分や部屋の片付けができなくなってしまいます。
病気が原因でも、自覚がない方は、治療が遅れて悪化するかもしれません。
ですから次の章で紹介する具体的な病気の種類と症状を確認しておきましょう。
ゴミ屋敷となってしまう人が抱えている心理的な病気
ゴミ屋敷となってしまう人が抱えている心理的な病気には、以下の3つがあげられます。
- うつ病
- ADHD(注意欠陥多動性障害)
- セルフネグレクト
うつ病
うつ病とは身体的ストレスや精神的ストレスが原因で起こる病気です。
物事を否定的に捉え、何に対しても気力を失ってしまう特徴があります。
また、精神的な症状だけでなく体がだるい、眠れないというような身体的な症状も現れます。
うつ病は脳の機能が正常に働かなくなる病気なので、適切な治療が必要です。
治療にはいくつか方法があるので、上記の症状がある方は一度精神科で診断を受けてみましょう。
セルフネグレクト
セルフネグレクトとは自己放任のことで、自分ことに関心がなくなり、全てがどうでもよくなる精神状態を指します。
自分の健康に対して無頓着になるため、料理・洗濯・片付けといった家事をするのが難しくなります。
セルフネグレクトは、高齢者を中心に広がっており、最悪の場合自殺や孤独死に繋がる可能性があるので、とても危険です。
無気力な状態になると、周囲の人に助けを求めることができなくなるため、早い段階で精神科や心療内科で治療を受けるのがおすすめです。
ADHD(注意欠陥多動性障害)
ADHD(注意欠陥多動性障害)という精神疾患で、ゴミ屋敷となるケースもあります。
ADHDとは、不注意さ・衝動性・多動性が見られる発達障害です。
症状には個人差がありますが、物事に集中するのが難しく、感情や欲求を制御するのが苦手などの特徴があります。
日常生活に支障をきたしていると感じる場合は、精神科で検査してみましょう。
まとめ
今回は、ゴミ屋敷となってしまう原因3選と心理的な病気をご紹介しました。
ゴミ屋敷になってしまった時は、原因を考えて、適切な解決方法を選択することが大切です。
記事を参考にして、ゴミ屋敷の問題を解決しましょう。